カリタス小学校
カリタス学園
3年1組
年1組からのトピック

■年間のテーマ
「ダンス」

 《スマイルとおへそだよ》
 1月末、初めて舞台でダンスを踊ったとき、緊張のあまりどの子も動きが小さくなってしまいました。Nさんが、「スマイルが大事だよ」と皆に呼びかけます。さらに体育の松岡教諭から「大きく踊るにはおへそを動かすといい」とアドバイスをもらいました。それからみんなの合い言葉は「スマイルとおへそ」になりました。

《最後のシーンはどうする?》
 2月、舞台発表に向けて、いよいよ自分たちのダンスを作品化する活動に入りました。エンディングの曲や動きをみんなで決めました。速すぎる動きには、男の子たちから「もう少しゆっくりにして」という声が挙がりました。そして、聖歌「心をつないで」の曲を使い、みんなのイメージにぴったりなエンディングを作りあげました。子どもたちも自分たちの作品に自信たっぷりです。
 直前にみな先生にも見てもらい、自信満々で迎えた児童発表会。
 翌日の学習発表会では、多少の不安を抱えながらも、思い切りダンス発表をしました。舞台発表を通して「ダンスは、人を元気にさせる」ことを大いに実感できました。

《もっと元気にしてあげたい人のところへ》
 3月、学習発表会が終わり、3年生の総合もまとめに入ります。このまま終わりにするのは寂しいと、近くの老人ホームへダンスを見てもらいに行きました。急なことだったので準備を何もできませんでしたが、大勢のお年寄りの前で発表できました。そして皆さんと握手をして帰りました。「お年寄りの方々を元気にしてあげたいと思っていたのに、逆に元気をもらった」とSさんやNさんの振り返りには書いてありました。
 ダンスづくりの活動を通して、子どもは協力や一体感を感じながらも、時には葛藤を乗り越えて、一回り大きくなりました。また、周囲の方々からのアドバイスや励ましを受けるなど、人との関わりも多く経験することができました。

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